宝塚動物霊園のブログです。霊園内の風景や法要、イベントなどの更新をしていきます!
 
ベランダの好きなワンちゃん
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     先日ある檀家様が、亡くなって5年目を迎えられたワンちゃんのご供養に来園されました。

     亡くなる1年ほど前に心臓が少し弱り、病院へ通っていたそうです。
     ご主人は少し目が見にくく、亡きお子はご主人に付きまとい寝るのも一緒だったそうです。

     亡くなる日、奥様は何をしているのか、いつもと違う行動のワンちゃんは、
     各部屋を回りながら最後にベランダに行き、後を追いかけるとそこで亡くなったと
     いうことです。ほんの一瞬の出来事に思い出しては涙が止まりません。

     この子のハウスは特に決めず自由にしていましたが、ベランダから外を見るのが
     好きだった子です。

     私はよくこういう話を聞きます、ペットたちは死期がある程度わかるのか、最後の最後まで 
     一生懸命生きています。決して弱音を吐きません、『今散歩から帰ったのに』
     『今食事していたのに』良く聞きます。自分を守る本能なのか、弱身は見せないようです。
     人間なら“あ〜だこ〜だ”と騒ぐかもしれませんね。

     よくお参りされるご家族のお心を頂き、『亡きお子は迷うことなく、仏様の世界で楽しくいる
     ことと思います』お位牌に付いている写真をよく見ますと、白い毛並みのかわいい
     ワンちゃんでした。

     ご冥福をお祈りいたします。

     

    【2009.07.13 Monday 09:00】 author : 宝塚動物霊園
    | 僧侶より | - | - | - | - |
    お盆について
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      今年もまたお盆の季節がやってまいります、早い地域では7月ですが、私どもは関西では、8月13日から16日に行います。インドの言葉、梵語のウランバナを、中国では漢字で音写して、盂蘭盆(うらぼん)と書きました。

      そのうらぼんの省略が
      の一字なのです。お盆(盂蘭盆)は、「逆さ吊りの苦しみ」の意味です。お釈迦様の弟子の一人目連尊者が、餓鬼道に墜ちた亡き母を救うために、お釈迦様の教えに従って僧侶達をもてなし、その功徳により母を餓鬼道から救い出すことができたという「盂蘭盆経」の故事に由来しています。

      宗派にも違いがありますが、お盆には盆棚(ぼんだな)・精霊棚(しょうりょうだな)とよぶ祭壇を設けます。

      仏壇の前の台にマコモ(真菰)を敷き、四隅に青竹を立て、台の上にお位牌を安置し、ご先祖様への膳や果物、野菜をお供えします。またナスやキュウリで作った牛や馬なども置きます。キキョウ、萩、ホオズキなどお盆につきものの花も飾ります。

      これは食べ物を全ての餓鬼に施すことを意味しております。この盆棚の前で、僧侶が先祖に回向(えこう)するお経を読みます。これを「棚経(たなぎょう)」と呼びます。

      ナスやキュウリで牛や馬をつくって、おかざりすることにより、ご先祖さまの霊がその牛や馬に乗って来られるよう準備したものだといわれています。そこで、お盆の前には牛や馬を内へ向けて置き、お盆の終わった十六日には家の外へ向けて置こととしています。ナスやキュウリにきびがらをさして足とし、とうもろこしの毛で尻尾、小豆で両眼を入れ、南天の葉をさして耳とし、さらにサヤエンドウを鞍(くら)として置きます。

      この期間にご先祖様をお迎えしておもてなしをし、今あることに感謝をする、日本古来の信仰に基づく行事です。

       

       

      【2009.06.29 Monday 16:45】 author : 宝塚動物霊園
      | 僧侶より | - | - | - | - |
      仏壇
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        お仏壇は今日のような時代こそ、大きな意味をもって来ると思います。
         今の日本は、個人尊重の時代と言いますか、まず自分を大事にする、と考えています。確かに自分を大切にしなければなりません。大切にしなければならない自分とは何でしょうか、そのことにも気づいて頂きたいのです。

         

        仏教とは、そのことに気づくための教えとも言えます。毎日の生活と結び付いた時に信仰となり、心が大きく変わっていきます。
         その“信仰の行いに、お仏壇はなくてはならないものなのです。仏壇は“信仰の入口であり、“帰依所の入口なのです。帰依所とは『帰るところ・すがる所』であり、『心の故郷』であると思います、自分も先祖もみんなが来たところであり帰る所です。
         

        お母さんのお腹と思うかも知れませんが、お母さんのお母さん、そのまたお母さん・・・とさかのぼると、結局『来た所』であります仏壇です。分かりにくいかもしれませんが、仏教では、そこを帰依所と説き、ご本尊の仏さまを迎え、お釈迦さまの教えに耳を傾け、自分の道を求めて行くと、生命の故郷が少しずつ分かって来ると思います。

         お仏壇が、そういう帰依所であり、自分自身の生命の故郷と考えると、これはたいへん大事な場所であることに気がつきます。
         お仏壇は、もっと身近に“我が生命の故郷と考えますと、どんなに光り輝いて見えることでしょう。その故郷の場において、わが生命の根源を讃え、今自分が生かされていることに感謝し、また我が故郷を美しく飾ろうと思い立つのは、心の自然な動きと思います。              

                                合掌

        【2009.06.22 Monday 15:46】 author : 宝塚動物霊園
        | 僧侶より | - | - | - | - |
        因縁・因果について
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          人と人の出会い、また全ての生き物との出会いは因縁、因果で成り立っていると思います。
          人に優しく、全ての生き物に優しくして出会いを大切にしたいものです。
          よく偶然とか、奇蹟は無いなどと言われます。
          毎日毎日を大切に生きて良いご縁を頂きたいものです。




          【2009.06.15 Monday 18:26】 author : 宝塚動物霊園
          | 僧侶より | - | - | - | - |
          埋葬について
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             こんにちは、小林 健敬です。

            当園でお葬儀を済まされてから、埋葬の時期を迷われる檀家さまがおられます。
            ほとんどの檀家さまは、火葬の後か、四十九日忌を迎えた時、埋葬されています。
            ですが必ず、この時に埋葬しなければならない、という事はありません。
            収骨をされてから、出来るだけ、長く一緒に居たいと思われたら、いつまでも一緒に居てあげて構わないと思うのです。 先日、お焼香について、ひと言言わせていただいたとき、作法はいろいろあれど、気持ちがこもっていれば良いと。 埋葬についても同じ様に檀家さまのお気持ち次第かと思うのです。 さらには、埋葬後はお骨を連れ帰りたくても、二度と出来ないことになります。
            ですから、じっくり考えて、お気持ちがまとまってからで充分間に合うと思います。 
            何事においても、檀家さまご自身のお気持ちを大事にしたいと考えています。
            【2009.06.12 Friday 10:31】 author : 宝塚動物霊園
            | 僧侶より | - | - | - | - |
            お焼香って?
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              はじめまして、小林 健敬と申します。
               お焼香について一言。
              お寺にお香はつきもの。 お葬式でご霊前に向かい、お香をつまんで、香炉にくべています。
              仏教とお香の関係はたいへん古く、お釈迦様の頃からお香を焚く習慣があったと言われています。
              地域的に高温多湿なインドでは、臭気を消すために使われていたそうです。

              現在、日本にはたくさん宗旨宗派があって、それそれに焼香のやり方、お香をくべる回数が違うようですが、要は気持ちがこもっていれば、やり方、回数なんて気にする事ではないように思います。

              余談ですが、外人タレントさんの笑い話にこんなのがあります。 
              お焼香をしている姿を後ろから見ると、お香を食べているように見えたそうです。
              そして、喪主に対して「ごちそうさま」と言っているように聞こえたとか。
              本人はこれを実行したのかどうか、みんな、あっけに取られること間違いなし。
              【2009.06.08 Monday 09:15】 author : 宝塚動物霊園
              | 僧侶より | - | - | - | - |
              〜大寒と立春〜
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                K&Yです

                毎日寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
                今日は、当園僧侶に『大寒と立春』についてお伺いしましたので、ご紹介させていただきます。
                 

                 二十四節気の一つで、大寒は毎年1月20日ごろです。ここから立春までを言います。

                文字通り、1年の中で一番寒い時期で、各地の最低気温もこの頃が一番多いのです。この寒の時期には「寒稽古」といって、寒い時期にあえて苦しい稽古をしたり、冷水をかぶる修行をしたりして、心身の鍛錬をする人たちもいます。

                 また、「寒中に汲んだ水は腐らない」とか「寒に作った餅は長持ちをする」というように、寒には何か特別の力を持っているように信じられています。この寒時期のお魚、ぶり、ぼら、かれい、フナなど美味しいものもあり、生きがいを感じる方も居られるでしょう。


                 立春は2月4日でこの日から雨水(2月18日)までの期間です。立春以後はじめて吹く南からの強い風を春一番と言います。

                立春の一日前を冬と春の季節を分ける、と言うことから節分といい、立春から年が変わると言う考えにより、豆まきや恵方巻きの習慣も、新しい年の幸せを願って行われてきたようです。

                 大寒から立春までを一番寒い時期で、立春を過ぎると少しずつ寒さも緩み始めます。

                不動明王

                いかがでしたか?少しでも皆様のお役に立てれば幸いです・・・
                私も寒さには弱いので、春が待ち遠しいです

                【2009.01.25 Sunday 17:08】 author : 宝塚動物霊園
                | 僧侶より | - | - | - | - |
                師走を迎えて・・・
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                   今年も残りわずかです、あわただしくなってきましたが、皆様方は如何お過ごしでしょうか、猫ちゃんの手も借りたいところでしょうね。

                  本日は、『師走』という言葉について、私僧侶より少しお話をさせていただきたいと思います。

                   師走とは陰暦で12月のことですが、太陽暦の現在でも12月のことを師走と表現しています。師走とは当て字で、師匠の僧がお経を上げるため馳せる月「師馳す(しはす)」とあります。昔はお盆と同じで先祖のためにお坊さんを家にお迎えして、お経を上げていただく習慣がありました。師(僧)が走るから師走といわれたようです。

                  4月の法要には桜の花が満開になり、皆さんを喜ばせていました。夏の大法要には供養提灯や千灯供養のロウソクなどが亡きお子をお迎えして、しばしの間在りし日の思いに手を合わされたことでしょう。そして秋の大法要では山もみじなどが少しづつ色つきはじめ、楽しませてくれました。


                   しかし、良く良く見てみますと、ほとんど葉っぱを落とした木々も、枝の周りには次の芽が出ようとているようにも見えます。四季折々と楽しませてくれた園庭もしばらくの冬眠でしょうか、自然のめぐみと今年一年を感謝しつつ、今年も暮れようとしております。どうぞ新年も良い年でありますよう、お祈りしたいと思います

                   

                   

                  【2008.12.12 Friday 19:00】 author : 宝塚動物霊園
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